干支の絵と音楽

自作の曲 2019 亥年

Factorization

Factorization:因数分解。Facebookで因数分解の動画のBGMに使用したのでついたネーミングです。1曲目が自分としてまずまずの出来でしたので、その勢いで作り始めました。本当は美しい メロディにしたかったのですが、何となく楽しい感じのメロディになって しまいました。コードはC,Dm,Em,G,Am,CM7など基本コードのみで 作っています。
2曲目。

Love

パーカッションが入るところからのコード進行は、G C7 Am Em Am Am Dm Em F Em F Em G Am C Gの16小節パターンですが、ピアノで演奏してみれば分かる通りパターンというほどのものではないです。とりあえずメロディを作りたくて仕方なかったためにこうなっております。そのあとは、アルペジオ風にしてコード進行が弱いのを若干ごまかし、さらにコードも変わっていきます。16曲ほど作った今もメロディとコードの関係には悩みます。
3曲目。

Up and down

初期の頃のお気に入りの曲です。この頃、最初にメロディ作りを行い、後付けでコードを振るということをよくやっていました。音階が頭に入っていない状態でそれをやったために、後付けのコードがややこしいものになってしまうこともありました。この曲はメロディが先だったか、コードが先だったかよく覚えていませんが、譜面を見てみると、コード表をみながら苦労して後付けでコードを振っていたのが分かります。何故後付けだと分かるかと言いますと、最初にコード進行を作成していたら絶対使わなかったであろう難しいコードが使われているからです。前奏後の16小節メロディのコード進行は C7/Bsus4,Csus4/C/Cm7-5,Cdimくずれ/F7/Fm/C7/Cm7-5,Cdim/Dm/Dm,Dm7/C7/Cm7-5, Cdim/Fm/C/Dm,Ddim/C7となっていて、名前の分からないコードは、どうしてもその音を使いたかったのだと思います。お気に入りの一曲です。
4曲目

Heart

この曲は最初にコード進行を作り、それからメロディに入ったようです。4回あるイントロ間奏8小節のコード進行Dm/Ddim/EmC/C/Dm/Ddim/EmC/Cと、メロディ32小節のコード進行C/CM7/Am/Am/Dm/Ddim/CM7/CM7の繰り返し(若干の変化あり)が大体決まっています(やはりコード進行パターンと言えるほどのものではありませんが。)。そして、やはり先にコードを決めるとシンプルなメロディになりがちです。どこかにこんな感じのジャズのスタンダードがなかっただろうか?と、曲作り中も記憶をたどっておりました。この頃は、イントロに力を入れる工夫もなく、Trbソロも含め、そのうち少し手直ししてみたい一曲となります。ソフトもDOMINOのみを使って作っており、DOMINOのフォルダに「心」と名前を付けて譜面を保存しておりました。
5曲目。

A long time ago dream

昔、吹奏楽部でやっていたTrb。とても下手でしたが、頭の中ではいつもこの曲のTrbソロのようなメロディを思い浮かべておりました。Trbでソロを吹けたらという見果てぬ夢をPCがかなえてくれました。勿論自分で吹ければ格別ですが、これでも結構気に入っております。
6曲目。

Takeoff my sorrow

最初作曲した時は、イントロがありませんでした。とてもシンプルなメロディは気に入っていましたが、エンディングはそれらしく変化を付けて終わらせたくてなるべく変化に富んだものにしようとしました。結果、我ながらとても良い出来となり、エンディングの前半8小節をイントロに流用することを思いついてペタッとコピペし、この曲となりました。でして、エンディング作成が先、イントロ作成は後となります。曲が出来たばかりのとき、この曲の名前はどうしようか。。。と頭に思い浮かんだ のは「悲しみを脱ぎ捨てて」でした。早めのビートと物悲し気なメロディから悲しみを脱ぎ捨てるイメージにつながりました。
7曲目。

Minor

この頃は8曲目にして、まだまだひたすらメロディを作りたくて仕方なく・・・ あとでコードがどうなるか無視して自分の好きなメロディに取り組んでいました。その結果・・・あとでコード表を見ながらコードを振るのに大変な苦労でした。メロディに対して振れそうなコードを全部書き出し、その中から進行パターンの比較的良いものを選択するという。一応振れるコードもあることは あるんだな。。と感心しておりました。いずれにしてもコード音は小さめにしました。この曲のあと、次第にコードを最初に考えておかないと本当にだめだと反省し始めた思い出の一曲です。コード進行の大切さを認識し始めましたが、自由気ままにメロディを作りたいという自分の欲求をなかなか抑えられないでおりました。随分と葛藤しておりました(笑)
8曲目。

Rondo

今までいつもソロはTrbでしたが、ソロ部分にCakeWalkの付属音源を片っ端から設定して鳴らしてみたところ、このAltoSaxの音源を見つけました。PC音源でサブトーンかと思いびっくりしたのを思い出します。余りにも格好良い音でしたので、この次の曲もAltoSaxをソロで使用しています。Saxソロのフレーズはジャズでよく使われる感じのフレーズが思い浮かび使用しています。それにしても、PC音源というのも随分と侮れないものだなと感じました。ちなみにテナーサックス音源はDOMINO音源も気に入っています。
9曲目。

Sparkler

真夏の夜、どうしても線香花火がしたくなりました。線香の花火は1分か2分で燃え尽きると始めから分かっていても、最後まで「まだ燃えていて。」と念じながら見入ってしまいます。この曲と同じ長さ続いた線香花火がありました。
10曲目。

Evening

ピアノメロディ→Saxソロ→イントロ→エンディングの順に作りました。DOMINOの譜面を読み返してみまして、コード進行が無いことに改めて気づきます。音階が頭に沁みついていれば、作ったメロディに自然と調(キー)が生まれるのだろうか?などと考えてしまいます。そのようにはならないため、改めてコード進行の大切さを感じました。Saxのソロは、一旦出来かけた譜面を全部消して書き直しまして現在の形に落ち着きました。少しだけクラシック風の場所は、流れで何となくそうしました。メロディを作っていて思うのは、今まで聴いた曲から大きな影響を受けているということです。子供の頃は、クラシックの有名曲を聴くことが多く、高校ではJazzをよく聴き、現在はJ-popsを聴くことが多い私でして、作っている曲は高校時代に聴いた曲の名残りと思われます。(そう大量に聴いたわけではありません。念のため。。)バンドネオンは和音音源のためメロディだけ作れば良いところが楽でした。
11曲目。

Walts001_drumversion

生まれて初めてSAXアンサンブルというのを書いてみました。ソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4本のアンサンブルです。それぞれに音色の特色があり、出だしで順番に音を出すととてもメリハリが効いて楽しい雰囲気になりました。いつも通り、気に入ったメロディが思いつくまでひたすらメロディの書き直しを繰り替えし、ようやくこの形となりました。天才音楽家やMusicianのように、完成されたメロディが頭に降りてくることは殆どなく、いつも思いついたメロディをDominoに何度も書いては 消し、書いては消し、メロディを作っています。私は、当サイトに自作の曲をほぼ全て(データの紛失した曲が2曲ほどあります。)載せています。全ての曲に共通しているのは、気に入ったメロディになるまで書き直しを続けているところです。このオケの部分は大体のメロディが出来たあと、色々な楽器の音で鳴らしてみて、オケ音源(最初から和音音源です)を鳴らしたときにピアノよりも合っていると感じオーケストラ音源にしました。ピアノソロの主旋律は、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、バイオリン音源を使っている主旋律を12小節位ペタッとコピペしまして、その音を細分化する手法で(笑。偉そうですが。。。)作りました。最初は ピアノソロ部分を全然違ったメロディにしようとしていましたが、メロディが 余りにバラバラだと、曲の統一感が失われてしまうと感じたので、オケの主旋律をコピペしてピアノ用に音符を増やしました。例えば、オケの出だしは「ドシラドー・ ミレドミー・シbラソシbー・レレbー」ですが、それを細分化してピアノsoloでは 「ミミレドラシドー・レミラレレレ#ミー・ミミレシbソラシbー・レシbレbー」として、伸ばす音は全て統一しています。そうすることで、曲の一体感を出そうとしました。オケだと美しいシンプルなメロディーも、ピアノだと物足りないので少し複雑にしたという形です。途中、クラシック的な部分がありますが、頭の中でジャズやクラシックにPopsといった音楽がごっちゃになっているのが分かるかと思います。(そう沢山聴いたわけではないです。。念のため。)エンディング部分は、ピアノソロのメロディ部分をコピペし、Saxの音域に合わせて、キーを下へ ずらし、伴奏は、オケの伴奏パターンにしました。エンディングは結構時間がかかっています。全体として、メロディ部分の伴奏コードが未熟だといった面があると思いますが、多分一番気に入った作品の一つとなります。本当には、もしかすると似たような曲はあるのかも知れない。といつも曲を作ると考えてしまいます。
12曲目。

Walts002

この頃は、長年の夢がかなって曲作りに取り組む楽しさで、かなり根を詰めて作業をしていました。前の曲を気に入ると、次の曲作りは始めるのがかなり大変になります。自信がなくなります。そんな中で、この曲も作りました。8小節目の高音と、24小節目のフレーズが一番気に入った場所です。この文章を書くためにDOMINOのデータを探したのですが、無くなってしまっていました。時々あるんですよね。データが無くなるのは。。管理が悪いせいでしょうか。。
13曲目。